研究日誌ふたたびイチロー羽田「そういえば前回のイチローのホロスコープなんだけど、一つ見落としてたことがあったよ。」 茶羅加「へー、いったいどんな?」 羽田「インドでは、アセンダントがあるハウスを1室として数えるのと同じように、月の在住しているハウスを1室として数える方法もあるんだよ。ようするに、月もアセンダントとしてみるわけだね。」 茶羅加「『チャンドラ・ラグナ』と言われているやつですね。」
羽田「そう。この『チャンドラ・ラグナ』はインド占星術では非常に重要で、ラグナ・チャート(ラーシ)で示されていることをさらに確認するために使われる。
また、もう一つインド占星術では、太陽をラグナとしてみる『スーリヤ・ラグナ』も、検討する方法がある。このスーリヤ・ラグナから見た場合、木星は3室と6室の支配星になっていて、それが4室の山羊座で減衰している。そうすると、3室・6室の支配星が減衰している、もしくは3室・6室に在住する惑星が減衰しているという配置が、ラーシ・チャート、チャンドラ・ラグナ・チャート、スーリヤ・ラグナ・チャートと三重に確認されることになるね。 この3つのラグナを使うシステムのことを、『スダルシャン・システム』というんだ。まあ覚えておいてください。」 茶羅加「つまり、3種類のラグナを使うチャートで同じような傾向が示されているときは、自信をもって判断できるということなんですね。もし、あまり特徴が見出されない場合はそれほどはっきりした傾向ではない?」 羽田「まっ、そういうことだね。それからもう一つ。前回のイチローのチャート解読で付け加えなければいけないのは、ナヴァームシャでの星座位置だね。ラーシ・チャートの中では木星が山羊座で減衰になるけど、ナヴァームシャでは魚座で自分の支配する星座に在住している。これはやはり、深い部分では木星の力が強いということを表しているんだね。」 茶羅加「ドラフト指名にも使えますね。これは(ニヤッ)」 羽田「.......。」
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